062 すでに「わかっている」ひと



たくちん:なにかの分野で意味が分からない単語があると
     その分野が理解できなくなって、
     行動できなくなるんですよ。


Aさん :そんなの当たり前じゃないか?!
     誰でも分かってることだよ。
     くだらない!


  あるひとに「勉強の技術」についての
  話をしたときのことです。

  なぜかどなられてしまいました。
  それは当たり前のことなのだそうです。
  まあ、当たり前といえば、当たり前かもしれません。 



  そのかた、あるとき仕事でパソコンを導入。


  メールはできるようになったので
  今度は、ホームページを作りたいと話しています。


  しばらくして、
  コンピューターはどうも性に合わないねー。
  なんてことをおっしゃっています。   


    
たくちん:パソコンを扱うとき、
     用語がたくさんでてきますよねー。
     用語を分からないままにしていると、
     使えなくなりますよ。


Aさん :カタカナはだめなんだよ。
     コンピュータは性に合わないね。 
    


  これ以上、もう何も話ができません。


  わたしは、心の中で


    性に合う合わないの問題じゃなくて、
    単語の問題なんですけどね。


  とつぶやいていました。

  口に出しては言いません。


  残念ながら、その方は、ホームページを作ることは
  できないでしょう。


  わたしはそれ以上、何もできません。

  
  さようならとしか言いようがありません。


  自分はよく分かってる。


  と思っていると、それ以上学ぶことができない
  と思い知らされた一件でした。




  これについては「基礎から分かる勉強の技術」の14ページ
  「何かを学ぶことに対する最初の妨げ」
  に記事がございます。 

 



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